第28回うえだ城下町映画祭

作品紹介

『夜明けのすべて』

2023年 119分
監督:三宅唱
出演:松村北斗、上白石萌音、渋川清彦、芋生悠、藤間爽子、りょう、光石研

人生は想像以上に大変だけど、光だってある―
PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さんはある日、同僚・山添くんの小さな行動がきっかけで怒りを爆発させてしまう。だが、山添くんもまたパニック障害を抱え、生きがいも気力も失っていた。友達でも恋人でもないけれど、同志のような特別な気持ちが芽生えていく二人。自分の症状は改善されなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになる。【一般公募「あなたが観たい!日本映画たち」選定作品】

『JUNK HEAD』

2021年 99分
監督・原案・キャラクターデザイン・編集・撮影・照明・音楽:堀貴秀

環境破壊が進み、地上は人間が住めないほど汚染された。人類は地下開発のための労働力として人工生命体マリガンを創造するが、自我に目覚めたマリガンが反乱を起こし地下を乗っ取ってしまう。
1600年後—遺伝子操作で永遠に近い命を手に入れた人類は、代償として生殖能力を失った。絶滅の危機に陥った人類は、マリガンたちと協力して人類再生の道を探る。
地下世界の迷宮で、クセ者ぞろいのマリガンとの奇想天外な冒険が始まる!

『ノーマン・ザ・スノーマン~流れ星のふる夜に~』

2016年 27分
監督・人形造形・アニメーション:八代健志
脚本:⼋代健志/国井 桂

今⽇は流れ星がたくさん流れる⽇なのに、町は雪・・・
「どうしても流れ星を⾒たい!」という想いを胸に少年と雪だるまのノーマンは、“流星群”を⾒るために町を出ました。 2⼈のちいさな冒険に思わずキュンとなる、珠⽟のファンタジー作品。

『眠れない夜の月』

2015年 27分
脚本・監督・人形造形・アニメーション:八代健志

『きみは、眠れない夜というものを経験したことあるかい?』
“時”が⽌まってしまった夜、少年の前に⽉からの使者がやってきた。⼤きな⽊に引っかかってしまった⽉を外すために、⼆⼈は夜の森へと旅に出る・・・。

『プックラポッタと森の時間』

2021年 16分
脚本・監督・人形造形・アニメーション・撮影:八代健志

世界の⼈々が⾃宅待機を余儀なくされたあの年の春、「私」も都会への通勤をやめ⾃宅での毎⽇をすごしていた。 そんなある⽇、「私」は庭で不思議な⽣き物の痕跡を発⾒する。「私」はこの⽣き物を「プックラポッタ」と名付け、その探索に没頭する。 ⽬に⾒えているものだけが果たして本当の真実なのだろうか?プックラポッタを通して「私」は考える。

『劇場版ごん -GON, THE LITTLE FOX-』

2019年 28分
監督・人形造形・アニメーション:八代健志
脚本:⼋代健志/本⽥隆朗

いたずら好きのごんと⼼の優しい兵⼗。ふたりをつなぐのは、真っ⾚に咲いた彼岸花――。 
いたずらばかりしている⼩ぎつねのごんは、ある⽇、兵⼗が川で獲ったウナギをいたずら ⼼で逃がしてしまう。それは病気の⺟に⾷べさせるための⼤事なウナギだった。⺟が亡く なり落ち込む兵⼗をみて、ごんは償いをするのだが・・・

『かげぼうし』

2024年 7分
監督・脚本:鶴岡慧子

大学生の奈月は、明治時代に上田市に建てられた旧宣教師館の管理人の田口から、建物に残された資料のスキャンを頼まれていた。田口によると、そこには不思議な秘密があるというのだが・・・。
2024年6月に開催の上田市マルチメディア情報センター主催「プロの映画監督に学ぶ うえだ映画づくり教室」で制作。 鶴岡監督の指導のもと、15歳から50歳代までの参加者が役者・演出・撮影・音声・美術・制作など各部門のスタッフを務めた。

『いつもの台風』

2022年 30分
監督・脚本:小宮山みゆき
出演:小向なる、芹澤興人、藤原絵里、諏訪珠理

台風の日。春はいつものように竹と二人の時間を過ごし、一方で竹の妻・美代は、自宅で台風に備えていた・・・。 台風19号の爪痕が残る上田市で一部撮影を行い、それぞれの一夜と揺るぎない日常を描いた短編映画。【上田市出身監督・上田ロケ作品】

『バカ塗りの娘』

2023年 118分
監督:鶴岡慧子
出演:堀田真由、小林薫、坂東龍汰、宮田俊哉

青森県弘前市。津軽塗職人を目指す引っ込み思案の娘・美也子と寡黙な職人の父・清史郎。家族より仕事を優先し続けた清史郎に愛想を尽かして家を出た母、家業を継がず美容師として自由に生きる兄・・・。気づけば家族はバラバラになっていた。ある日、美也子は漆を使ってある挑戦をしようと心に決める。その挑戦が、バラバラになった家族の気持ちを動かしていく――。)【上田市出身監督作品】

『肉弾』

1968年 116分
監督・脚本:岡本喜八
出演:寺田農、大谷直子、天本英世、笠智衆、田中邦衛

2024年に生誕100年を迎えた岡本喜八監督の代表作であり、戦争映画の傑作である。特攻隊員となった若者が作戦遂行直前に与えられた一日だけの休日に体験した瑞々しい出来事を通して戦争の愚かさとそれによって踏みにじられた幾多の青春への思いをコミカルなタッチで痛切に描く。

『いとみち』

2021年 116分
監督・脚本:横浜聡子
出演:駒井蓮、豊川悦司、黒川芽以、西川洋子

青森県弘前の高校に通う相馬いと。三味線を弾くときに指にできる糸道が名前の由来である彼女は、祖母や今は亡き母から引き継いだ津軽三味線を特技としているが、強い津軽弁訛りと人見知りのせいで、本当の自分は誰にも見せられず、友人もいない。思い切って始めたアルバイトはメイドカフェ。少し怪しげな店長、シングルマザーの幸子、漫画家を目指す智美ら先輩メイド、そして、風変わりな常連客たちと出会う。いとは本当の自分を解放し、自分らしく、色鮮やかな人生を織りなすことができるのか・・・。

『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』

2023年 122分
監督:古厩智之
出演:奥平大兼、鈴鹿央士、山下リオ、小倉史也、花瀬琴音

「全国高校【eスポーツ】大会メンバー大募集」勧誘ポスターに興味を持った翔太(奥平大兼)は、このポスターを作った達郎(鈴鹿央士)に連絡を取る。1チーム3人編成の<ロケットリーグ>出場をもくろむ達郎は、人数合わせとして亘(小倉史也)を残り1枠にロックオン。なかば強引にYESを取り付けてチームが成立!はじめは全く息の合わなかった彼らだったが、次第に競技に魅せられ、東京での決勝戦を目指す・・・。
実話にインスパイアされた【eスポーツ】日本初の劇映画!

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