第27回うえだ城下町映画祭

ゲスト紹介

加藤 元治さん(映写機修理技術者)

1941年生まれ。
1961年頃に映写機メーカーの高密工業に入社し、映写機修理技術者として従事。外国、東京都内および地方の劇場において、開館や閉館における映写機の搬入・搬出など千箇所以上を手がける。 現在はフリーランスの映写機修理技術者として活動し、四国の公民館やホール等5箇所余りの映写機を毎年点検する他、東京都内の劇場数カ所の映写機の点検を行っている。2012年にはテレビ番組「NHKクローズアップ現代」に出演。2021年公開の映画「キネマの神様」では、俳優へ映写指導を行う。

榊 祐人さん(「旅する映写機」配給元)

1984年生まれ。東京都出身。
自身が幼少期から過ごした多摩ニュータウンを舞台に、長編映画『たぬきがいた』(14)を制作・劇場公開。2作目の『10年後の君へ』(21)は第19回うえだ城下町映画祭自主制作映画コンテストで大賞、第3回萩ibasho映画祭のグランプリを受賞。2023年には、森田惠子監督から引き継いだ植物に関する映画『小さな庭の大きな宇宙』と、山口県萩市にある映画館を舞台にした『さよなら萩ツインシネマ』が完成。

沖田 修一監督

77年生まれ。埼玉県出身。『このすばらしきせかい』(06)でデビュー。『南極料理人』(09)が公開され、映画賞など受賞、話題を呼ぶ。『キツツキと雨』(12)はドバイ国際映画祭で三冠受賞。『横道世之介』(13)では、第56回ブルーリボン賞最優秀作品賞など受賞。16年、『モヒカン故郷に帰る』、18年、『モリのいる場所』では、第10回TAMA映画賞特別賞、第40回ヨコハマ映画賞脚本賞など受賞。20年、『おらおらでひとりいぐも』、21年、『子供はわかってあげない』、22年「さかなのこ」、『おーい!どんちゃん』が公開。

小中 和哉監督

1963年生まれ。兄・小中千昭(現脚本家)と共に小学生のころから8ミリ映画を作り初め、中学2年『CLAWS』(76)で初監督。成蹊高校映画研究部、立教大学SPPで自主映画を撮り続け、1986年に池袋の名画座・文芸坐が出資した『星空のむこうの国』で商業映画デビュー。1992年、兄・千昭と妻・明子と有限会社こぐま兄弟舎(現・株式会社Bear Brothers)を設立。1993年にポニーキャニオン、タカラと共同で映画『くまちゃん』を製作。1997年公開『ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影』でウルトラシリーズ初監督。以降、監督・技監督として映画・テレビシリーズ両方でウルトラシリーズに深く関わる。 代表作:映画『四月怪談』(88)、『ウルトラマンティガ・ダイナ&ガイア』(99)、『ULTRAMAN』(04)、『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』(06)、『七瀬ふたたび』(10)、『赤々煉恋』(13)、『VAMP』(14)、TVシリーズ「ウルトラマンダイナ」(98)、「ASTRO BOY 鉄腕アトム」(03)、「ウルトラマンネクサス」(05)、「南くんの恋人」(15)、「いいね!光源氏くん」(21)など。

塚田 万理奈監督

1991年長野市出身。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。卒業制作『還るばしょ』が、第36回ぴあフィルムフェスティバル入選、第8回田辺・弁慶映画祭文化通信社賞受賞、第12回うえだ城下町映画祭自主制作映画コンテスト審査委員賞受賞、第9回福井映画祭入選。初の長編映画となった『空(カラ)の味』が第10回田辺・弁慶映画祭で弁慶グランプリ・女優賞・市民賞・映検審査員賞と史上初の4冠に輝き、東京テアトル新宿、長野松竹相生座ロキシー始め、全国公開を果たす。2020年の短編『満月』はSpain Moving Images FestivalにてBest Asian Short Film受賞。現在、16mmフィルムで10年かけて撮影する映画『刻』を制作中。

大岩 堅一(総合司会)

1958年千葉県木更津市生まれ、早稲田大学教育学部卒。1980年大阪・朝日放送(ABC)入社。1988年FM長野に移籍「タブロイドラヂオ~レッツ午前中!」などを担当。2006年4月からフリー、SBCラジオなどへの出演と各地のイベント司会。うえだ城下町映画祭の司会は第10回から。現在はFMぜんこうじ、あづみ野FMで番組を担当。信州観光文化定2級、松本市在住。

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