「平坦な戦場で」


2023年 79分
監督=遠上恵未
主なスタッフ:撮影=井坂雄哉、録音=若杉佳彦、照明=奥田夏輝、美術=鶴優希、脚本・編集=遠上恵未
キャスト:櫻井成美、野村陽介、玉りんど、佐倉萌、竹下かおり

あらすじ

高校2年、冬。のぶえと村木は仲睦まじく過ごしていた。ある夜、村木は路上で泣いていた女性を家まで送り届けるも、突然女性から「お金は払うから、抱いてほしい」と頼まれてしまう。その頃には、場の空気が断れなくなっており、村木は女性を抱くことに。しかし、この経験がトラウマになった村木は学校を休むようになる。のぶえは村木のいない日常に孤独を募らせていく。

作品のメッセージ

この映画の中で起こる出来事や、登場人物たちの言葉から透けて見える価値観は「正しい」ものではないかもしれません。それは誰かを傷つける可能性もあるでしょう。しかし、彼ら彼女らの価値観、境遇は、決して他人事ではないかもしれないと。思いを巡らすきっかけとなれたなら本望です。

監督紹介

20歳の頃にたまたま観た『鬼龍院花子の生涯』の衝撃が忘れられず、映画制作を始める。ENBUゼミナール在学中に監督した『遠上恵未(24)』がPFFアワード2020に入選。本作が初長編作品。

次の作品へ

PAGE TOP