うえだ城下町映画祭第17回自主制作映画コンテスト

あらくれ

あらくれ

2019年 30分
監督=鈴木冴
撮影=村上拓哉
照明=中田祐介
サウンドデザイン=中吉咲予
音楽=三浦良明
キャスト=秋乃ゆに(撮影当初:洪潤梨)、猪瀬青史、堀春菜、石渡愛、橋詰龍、菊地敦子
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あらすじ

あらくれもののシマ(島崎透子)は軽音楽部の部長で、生物教師の真山に密かに想いを寄せている。文化祭のバンドをめぐって親友のマミとの関係が決裂し、シマは部活をやめてしまう。真山に励まされてバンドへの気持ちが持ち直し始めたとき、真山の結婚を知る。何もうまくいかなくなったシマは皆をめちゃくちゃにする小さな復讐を始める。


作品のメッセージ

本当に良い人ってなんだろう。という疑問からこの作品は始まりました。それは、言葉や態度が優しい人でしょうか。私はそうではないと思います。何かに一生懸命だったり、人を傷つけないように自分を悪者にしている人こそ「真に良い人」なんだと思います。でも、周りにいるそういう「真の良い人」って嫌われていることが大半です。私はその小さな真実を映画にしたいと考えました。シマはまだ子供だから「真に良い人」とは言えないかもしれませんが、きっと登場人物の中で一番真っすぐに人のことを思っているのです。


監督自己アピール

26歳。興味本位で入った大学の映画サークルがきっかけで今まで映画を撮っています。日常生活において嫌われるであろう人物に焦点を当てて描くことで私の映画を観ている時間が誰かの心の救済になることを目標としています。

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