うえだ城下町映画祭第17回自主制作映画コンテスト

VR職場

VR職場

2019年 30分
監督=高島優毅
脚本=高島優毅
編集=高島優毅
撮影=福田陽平
録音=小牧将人
キャスト=森隼人、成松修、高木健、田口智也、白石勇、北口美愛 木村圭介、矢島康美、山田桃子、齊藤英里
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あらすじ

VRで遊ぶスマホゲームが流行中の近未来。増え続けるニートたちの就労支援を行うべく開発されたゲーム「VR職場」が注目を集めていた。ゲームの中に再現されたのは、“労働者にとっての楽園”。 プレイヤーは、理不尽もコンプライアンス違反もない環境のなかで、優しいAIの同僚たちと働きながら社会復帰を目指すことができるという画期的なゲームだった。 だがある日、ゲーム内のAIキャラ「岩城課長」がプレイヤーに向かってパワハラを起こすという“バグ”が発生してしまう。開発チームは一刻も早い岩城の“修正”を命じられるが・・・・・・。


作品のメッセージ

自分がテレビの現場で働いていた頃の体験を元に制作しました。心がけたのは、ステレオタイプな“ブラック企業”を描くのではなく、表向きは「働き方改革」に取り組んでいるものの中身はグレーなままの職場と、そこで板挟みになって戸惑う労働者たちを描くことです。「なぜ今、日本中で労働に対する嫌悪感が広がっているのか?」という問いに、自分なりの考えをぶつけました。


監督自己アピール

30歳。早稲田大学文学部演劇映像コース卒業。新卒でテレビ局に就職し、バラエティ番組制作スタッフとして4年間勤務するも、ドラマ・映画制作への思いを捨てきれずに退社。その後、ネット動画制作ベンチャーにてYouTube用のオリジナルコンテンツ制作を経て2018年からフリーランス。アニメ作品のシナリオを手がける傍ら、「YouTubeの専門家」としてテレビ番組での解説なども行う。今まで制作・監修を担当した動画の合計再生回数3億回を超える。

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