うえだ城下町映画祭第17回自主制作映画コンテスト

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2018年 89分
監督=鈴木貴士
撮影=高嶋正人
音楽=稲田俊介、有井孝晴
助監督=島田雄二
照明=柴田裕哉
美術=安藤秀敏
制作=清水美和、松本真理
録音=南川淳
編集=秋野太郎
ヘアメイク=吉岡玲奈
キャスト=藤間爽子、平井亜門、水沢朋美、城美うら、西原誠吾、秋葉美希、大柴裕介、常石梨乃、小安央十和、石川悠斗、髙橋雄祐
予告編はこちら

あらすじ

6歳の時、「松太」はとある母子家庭に父「明」の手によって預けられた。そこに住む歳の近い「優衣」とその母の「涼子」との暮らしが始まる。時は進み、高校生になった松太と優衣。あれ以来一度も訪れない松太の両親。優衣と松太は互いに惹かれ合う、しかし松太の実の母「奈々」からの電話によりその思いは届かずに、松太は家を出て行く・・・親に捨てられた少年とそんな少年を待つ少女。そしてその周りにいる優しい他人の物語。


作品のメッセージ

物語としては、自らが見て、体感してきた人々から自分が思うことや願いを込めて物語を書きました。誰もが自分の存在を発信できる今の世界であっても、実際に顔を合わせる他者の優しさに気づかないこと、そして本当の想いを目の前で伝えることはなかなか簡単にはできないような気がします。この映画を観た後で、実際に生活する現実で大切な人に想いを伝えるきっかけになることが出来れば嬉しいです。関わった皆様に大きな感謝とこれからもよろしくお願いします。


監督自己アピール

1991年生まれ。福島県出身。國學院大学在学中、映画美学校17期フィクションコースへ入学。卒業後同学校のフィルムワークショップで16mmフィルムに触れる。現在、フリーで映像の制作、照明、装飾の現場で働く。

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