上映作品(2009年開催 第13回映画祭)※終了しました。
真田風雲録
1963年 製作:東映
監督:加藤泰 出演:中村錦之助 渡辺美佐子 千秋実
ジェリー藤尾 佐藤慶 ミッキー・カーチス 平幹二朗
大阪冬の陣、優秀な部下を探していた真田幸村は、不思議な術を身につけた猿の佐助ら十勇士を見つけ出し、六文銭の旗印をあげて徳川軍に向う。しかし、八百長だった冬の陣は休戦になってしまい、アタマにきた真田軍は孤立無援の戦いにのぞむのだが・・・。
おかしな奴
1963年 製作:東映(東京撮影所)
監督:沢島忠 出演:渥美清 加藤嘉 清川虹子
南田洋子 三田佳子 田中邦衛 十朱久雄 渡辺篤
大正6年五日市に生まれた春男は、生来の目の悪さと顔のまずさで周囲からは馬鹿にされ通しの上、あこがれの軍人になる夢も、肝心の徴兵検査すら落とされる始末。
22才の春、彼は落語家になろうと決めて東京に向かったのだった。
SR サイタマノラッパー
2008年 製作:ノライヌフィルム
監督:入江悠 出演:駒木根隆介 みひろ 水澤紳吾
杉山彦々 奥野瑛太
益成竜也 上鈴木伯周 TEC
イックはサイタマのラッパー、といえば聞こえはいいが、その実は、家族にも邪魔者扱いされているただのニート。
だが彼は、親友のトムや後輩のマイティーと共に「SHO-GUNG」というラップグループに加わって、いつの日かライブを開くことを夢見ていた。監督の入江悠さんは、第二回自主制作映画コンテストで大賞受賞。
※上映後に入江悠監督の舞台挨拶と、うえだ城下町映画祭審査員の大林千茱萸さんとの対談がございます。
「SR サイタマノラッパー」公式ブログ http://sr-movie.jugem.jp/
秋日和
1960年 製作:松竹
監督:小津安二郎 出演:原節子 司葉子 岡田茉莉子
佐田啓二 佐分利信 笠智衆 三上真一郎 岩下志麻
夫の7回忌が近い秋子と婚期を迎えた娘のアヤ子は、郊外のアパートでつつましく暮らしている。夫の旧友の間宮・田口・平山は、アヤ子にいいお婿さんを探そうとついお節介心を起し、同時に秋子にも再婚を勧めたため、アヤ子は母を誤解してしまい…。
※上映前に出演者の三上真一郎さんと、うえだ城下町映画祭実行委員長の品田雄吉さんとの対談がございます。
ハチ公物語
1987年 製作:東急グループ他
監督:神山征二郎 出演:仲代達矢 八千草薫 田村高廣 長門裕之 石野真子 三木のり平 柳葉敏郎
大正12年、秋田県の大館で4頭の秋田犬が生まれた。そのうちの1頭が、東京帝国大学教授の上野英三郎のもとへとやって来る。ハチと名づけられ成長した子犬は、英三郎を渋谷の駅まで送り迎えするのが日課になっていた。
つみきのいえ La maison en petits cubes
2008年 製作:株式会社ロボット
監督:加藤久仁生
老人の住む街は、日ごとに上昇する海の中に沈もうとしていた。老人の住む家は積み木を積むようにして上へ上へと伸びてきたのだった。ある日、愛用のパイプを床の穴から下の部屋に落としてしまった老人は、潜水服を着て…。
サマーウォーズ
2009年 製作:「SUMMER WARS」製作委員会
監督:細田守 声の出演:神木隆之介 桜庭ななみ
富司純子 谷村美月 斎藤歩 永井一郎 清水優
世界がOZと呼ばれるネット上の仮想世界で結ばれるようになったころ。高校2年の夏休み、健二はあこがれの夏希先輩の「バイトしない?」という声に誘われて、夏希の祖母の90歳の誕生祝いの手伝いに彼女の田舎にうきうきとついていった・・・はずだったのだが・・・。
サマーウォーズの里「信州上田」(サマーウォーズ上田市サイト)
http://www.ueda-cb.gr.jp/s-wars/index.html
歩いても歩いても
2008年 製作:「歩いても歩いても」製作委員会
監督:是枝裕和 出演:阿部寛 夏川結衣 樹木希林
原田芳雄 YOU 高橋和也
横山良多は、兄の法事のために家族と共に故郷へ向かっていた。実家には主婦一筋でやって来たしっかり者の母とし子と、昔から気の合わない父親も待っている。只今失職中ということもあり、自然、良多の足どりは重くならざるをえなかった。
THE 8TH SAMURAI(八人目の侍)
2009年 監督:Justin Anbrosino
出演:尾崎英二郎 山口貴史 志摩明子 渡辺広 戸田トシ 安東生馬 松崎悠希 奥野里美
1953年、御殿場の山中でその「八人の侍」の撮影がはじまろうとしていた。
ところが、監督の「八人じゃだめだ。侍は七人にしよう!」のひとことで、侍の数が七人になってしまう。その八人目だった俳優、南洲は突然解雇の憂き目に…。
吹けば飛ぶよな男だが
1968年 製作:松竹
監督:山田洋次 出演:なべおさみ 緑魔子 有島一郎
ミヤコ蝶々 犬塚弘 芦屋小雁 安田伸 渥美清
サブは幹部を夢見るちんぴらヤクザ。仲間たちと家出少女花子をだましてポルノ映画を撮ろうとするが、彼女の不幸な境遇に同情し2人で逃げ出した。金がなくなり、2人は美人局をはじめるが、引っかかったお人よしの中年男と意気投合し、奇妙な関係がはじまった。
花になる(特別上映)
2009年 製作:ndjc2008事務局(VIPO)
監督:田中智章 出演:山田キヌヲ 高瀬友規奈 田村泰二郎 梶原阿貴 根岸季衣
東京。会社員の高橋うららは27歳、独身。母と妹との三人暮らし。家にも職場にも居場所を見つけられず孤独にすごす日々。そんなある日、彼女の身に、ある”アクシデント”がふりかかる。それが不器用で臆病な彼女に、ある変化をもたらすのだが・・・。
監督は2004年の第二回自主制作映画コンテストで永井正夫賞(審査員賞)を受賞。
※この作品は、「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」における製作実地研修により完成した作品です。ndjcは、次代を担う長編映画監督の発掘と育成を目的として文化庁よりVIPOが委託を受け実施しているプロジェクトです。
BALLAD 名もなき恋のうた
2009年 製作:「BALLAD 名もなき恋のうた」製作委員会
監督:山崎貴 出演:草なぎ剛 新垣結衣 夏川結衣 筒井道隆 武井証 斉藤由貴
時は戦国時代。井尻又兵衛は、幼いころから共に育った主君の娘、廉姫を命がけで守り続けてきた。だが、ふたりは身分違いのゆえに結ばれぬ運命でもあった。そんなある日のこと。戦の最中、鬼の井尻もあわや鉄砲の餌食かと思われたとき、突如ひとりの少年が現れて・・・。
第七回自主制作映画コンテスト(2009年開催 第13回映画祭)※終了しました。
うえだ城下町映画祭第七回自主制作映画コンテストの表彰式と大賞作品をホールで上映、審査員賞は文化会館視聴覚室で上映します。また、全受賞作品は上田市マルチメディア情報センターで上映します。
<うえだ城下町映画祭自主制作映画コンテストについて>
上田の映画文化振興と若手映画制作者の支援を目的に、2003年から行っています。15分から2時間前後の作品まで、ドラマ・ドキュメンタリーを中心に全国から作品が集まり、地方が行うもので長編が応募できるコンテストとしても評価されています。受賞作品は多くの観客の方にご覧いただけるよう、映画祭会場での上映やインターネット配信、マルチメディア情報センターでの視聴ができます。受賞をきっかけに映画やテレビ等の世界でさらに活躍する方も出ています。
コンテストのホームページ
東京(第七回自主制作映画コンテスト大賞)
2008年
監督:鈴木健
東京で両親と暮らす大学生。彼はただ悶々と毎日を消化していた。7歳の息子と親権を持つ元夫と9ヶ月ぶりに再開しに上京する中年女性。妻と娘との別居中の中年男性。東京で過ごす他人の事情と出会いを通して家族の姿に迫る。
高橋宗太郎と雨の殺人事件(第七回自主制作映画コンテスト永井正夫賞)
2008年
監督:一ノ瀬輝
双子の妹が姉の夕子殺された・・・。ふりしきる雨の中、新米刑事・有田は事件の謎を追う。人形アニメーション。
シュナイダー(第七回自主制作映画コンテスト古厩智之賞)
2008年
監督:頃安祐良
人々は光よりも闇を愛した・・・。田舎のレストラン。お店のうしろには自殺の名所と言われる森。そのレストランを営む佐伯の夫、洋一は2週間前から行方不明になっていた・・・。
鏡の娘(第七回自主制作映画コンテスト大林千茱萸賞)
2008年
監督:金子雅和
未亡人・千鶴子には娘がいるはずだが、13年間その姿を見た者はいない。戸籍調査に訪れた守屋が、千鶴子の家で見たものは・・・。
グリム童話「ラプンツェル」に材を得た、美しい黒髪をめぐる母娘の物語。
「サマーウォーズ」市内ロケ地めぐり(2009年開催 第13回映画祭)※終了しました。
映画「サマーウォーズ」の舞台となった市内各地を見学します。
集合・解散:上田文化会館/途中移動はバスを使用
参加料:無料
先着25名(映画祭チケットを購入した方に限定)
申し込み:当日(11月8日)9時30分から、上田文化会館ホール映画祭受付窓口にて行います。
ロケ地めぐりの時間は14時30分〜16時30分です。
映画のまち「ロケ地上田展」(2009年開催 第13回映画祭)※終了しました。
上田ロケ映画「サマーウォーズ」「ゼロの焦点」「ヴィヨンの妻」の撮影の様子などをパネルで紹介します。
<信州上田フィルムコミッションについて>
上田市では、1923年(大正12)から五所平之助、小津安二郎、黒澤明、今村昌平、大林宣彦、山田洋次、篠田正浩監督など多くの映像製作者が上田を舞台にした名作を残し、今でも、市内には数々のロケ地が点在しています。はじめは、民間で映画に関心のある人たちが自主的に支援活動していましたが、ロケが増えるに従い地域の人々が注目し、積極的にロケ協力をするようになり、2001年6月に信州上田フィルムコミッションを設立いたしました。上田ロケ作品は、小津監督のトーキー第一作「一人息子」黒澤監督のデビュー作「姿三四郎」など、現在までに劇場公開映画だけで150余本が確認できました。こうしたロケ実績が、現在のフィルムコミッション活動につながっています。支援対象は、劇場公開映画・自主制作映画・テレビドラマ・テレビドキュメンタリー・プロモーションビデオ・コマーシャル・写真集・雑誌グラビア等ですが、この他でも創作に関する映像製作全般を支援しています。
信州上田フィルムコミッションのホームページ http://www.ueda-cb.gr.jp/fc/