第26回うえだ城下町映画祭

関連企画

特別上映・上田ロケ短編映画

岡本充史監督による上田ロケの短編映画『兄がフラレた次の日』、『君と見た夢』、『初恋の人』を幕間の時間に上映します。上田映劇のスクリーンでぜひご鑑賞ください。
※1回券または1日券か2日券が必要となります。また、鑑賞の際は客席の照明が少し明るい状態となりますのでご了承ください。
上映時間帯

11月12日(土)『泥の河』『遠くへいきたいわ』『鈴木さん』上映前

11月13日(日)『夕凪の街 桜の国』『きさらぎ駅』上映前
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「もう一度観たい、2021年の映画たち」コメント紹介

「もう一度観たい!2021年の日本映画たち」は、 2021年公開の日本映画の中で、もう一度観たい作品を推薦コメントと共に募集し、実行委員が最も惹かれた推薦コメントの作品を上映する企画です。皆さまから寄せられた推薦文を、その方が鑑賞した映画館の名前とともにご紹介します。※ページの構成上、原文に句読点を追加した箇所がございます。

『由宇子の天秤』監督:春本雄二郎/上田映劇(上映決定作品)
「正しさって、何だろう?」見終わった後、こればっかり考える。正義を振りかざすだけが正解か?正直に全てを話せば正しいのか?誰にとって、何が最善か?とにかくずっと揺さぶられた。自分の信念、家族、報道のあり方、 少女の思い、そして真実...。次々に『天秤』にかけられ、絶え間なく揺れ動くこの構造にシビれた。152分と長尺でも、劇伴が皆無でも飽きさせることが無かった。城下町映画祭での上映に相応しい作品と自負します。(zipsさん)

『子供はわかってあげない』監督:沖田修一/長野松竹相生座ロキシー・上田映劇
この作品ほど幸せな漫画の実写化をわたしは他に知らない。『子供はわかってあげない』という漫画の世界を、大胆に、でもエッセンスを凝縮して映画として新たに誕生させる沖田監督の手腕に唸る。 登場人物も、作中アニメーションも、音楽も、全てが愛おしくなるこの作品を今一度多くの人とスクリーンで楽しみたい。日焼けが眩しい上白石萌歌をその目に焼き付けよ! (もぎりのひと)

『子供はわかってあげない』監督:沖田修一/上田映劇
上白石萌歌の演技が瑞々しかった。父親捜し、家族、アニメオタク、水泳、書道。いろんな要素が絡みあって夏休みの恋が完結する・・・美波の父親捜しと門司君との微笑ましい恋物語。斉藤由貴、豊川悦司もいい役でした。特に最後の萌歌ちゃんの演技最高にかわいかった。あのシーンのためだけでももう一回観に行きたいです。2021年のベスト1作品です。(にわか映画ファン)

『シンヱヴァンゲリヲン劇場版』監督:庵野秀明/TOHOシネマズ上田
 "2021年日本映画を代表する作品と言えば約25年以上日本世界で愛されたアニメ映画ヱヴァンゲリヲンシリーズラストのこの作品でしょう。ラストに相応しく約3時間の上映ですが始まりのパリでの決戦で興奮してからの第3村でのシンジの葛藤成長は見物からのラストの舞台が神がかりエヴァを知ってても知らなくってもあのラストそして全てが終わったね感じは必見です。またみたいのでよろしくお願いします。(マエケン)

『ペルセポネーの泪』監督:磯部鉄平・源田泰章/長野グランドシネマズ
千曲市がロケ地の信州ロケ作品。信越放送創立70周年記念のご当地映画ということでシネフィルのみなさまからは敬遠されてそうです。しかし、千曲市のロケーションとギリシャ神話をモチーフとした話がマッチしてなかなか良いです。剛力彩芽さんの演技どうかと心配でしたが、なかなか良い演技。そして橋本マナミさんの艶のある演技が圧巻。戸倉上山田の雰囲気と相まって、なんとも色気のある良い演技でした。良くも悪くも磯部鉄平監督の持ち味が出た作品。ロケーションの魅力の引き立て方は必見です。(ふみ)

『シュシュシュの娘』監督:入江悠/上田映劇
急激に広がる感染症を前に今まで当たり前にあった繋がりが薄れていってしまうような感覚を抱く日々。そんな不安な時に作られた映画が届きました。忘れられないのは試写会。それぞれ劇場は違えど同じ映画を同じ瞬間を共にした全国の皆さんと繋がるという出来事はもう体験することはないでしょう。また時間が近づくと共に上田映劇に集うよくお会いする面々に、映画を通してつながっている不思議なうれしさも抱きました。そして数年前に初めて参加した映画祭(交流会)。そこでサインをいただいた根矢涼香さんをスクリーンで観られさらに感動でした。個人的な想い山盛りですが、ぜひちくわ(ちくわパン)片手にまた鑑賞したい作品です!(親方)

『ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち』監督:飯塚健/イオンシネマ松本
地元長野オリンピックを舞台にした青春感動映画。田中圭、土屋太鳳らスター総出演。おの感動を劇場手もう一度。(映画ダイスキの介)

『愛について語るときにイケダの語ること』監督:池田英彦/アップリンク吉祥寺
万人向けではないけどドキュメンタリーとフェイクドキュメンタリーの狭間をせめぎあい中盤の最重要シーンでは虚を付かれる。観客としてもイケダを通して自分の生について考えさせられた怪作。冒頭で毛利さんの好きな映画に挙げられた黒澤明の「生きる」も新文芸坐で観ました。(dragon)

『浜の朝日の嘘つきどもと』監督:タナダユキ/上田映劇
シネコンじゃなくて昔からある地元のちょっと古くさい映画館で昔見た映画をまた観たくなるような気持ちになる映画です 。まだまだ道半ばの福島の復興、 映画を愛する地元の人々、地元に愛される朝日座の存在。いろんな要素でできてる作品。この作品は映画化される前のドラマ版とリンクしているので映画祭ならではの試みで 一緒に続けて観られる計らいをしていただけたらものすごくうれしいです。(BEE K)

『浜の朝日の嘘つきどもと』監督:タナダユキ/上田映劇
物語は、東日本大震災、新型コロナウイルス感染症の影響や家族崩壊、地方衰退、外国人差別など社会にある負の側面を提示しながら、生きる場としてしっかりしたまちをつくるには映画館を残すべきか別のものにするべきかというところに進みます。最後の方で映画館の支配人が「よかったことにしていくしかない」と言い、一所懸命に考えて出した結論に覚悟をもって臨むことを示します。予想し得ないことが次々と起こっている今こそ、もう一度みたい映画です。あと本筋ではありませんが、二本立ての組み合わせ方で出てきた時の客の顔が違うというくだりで、では映画祭の上映順はどうやって決めているのだろうと思いました。興味深いです。(シニア1枚)

『かば』監督:川本貴弘/第七藝術劇場
1985年の西成の中学校を舞台に、先生と生徒が葛藤を抱えぶつかり合いながらも心を通わせていくストーリー。この映画を観て、自暴自棄だった自分の人生の価値観が変わりました。差別のあった地域と時代に、難しい境遇やどんな状況でも、人が隣にいてくれるだけでこんなに強くなれるんだと勇気づけられました。自分もそうなりたいと思いました。「かば」に出逢えて本当に良かった!(SHOWちゃん)

『バイプレーヤーズ もし100人の名脇役が映画を作ったら』監督:松居大悟/TOHOシネマズ上田
 閉鎖が取り沙汰されている撮影所で、映画撮影に奮闘する人々を描いた作品です。「映画づくりも汽車みたいなもんだ。俳優もスタッフも皆でつながって未来へ向かって行くっていうか。」という趣旨のセリフが本質を表しています。当然うまくいかないし、苦労が多いストーリーですが、何かに取り組む現場があるっていいことだな、取り組むものがないと人生らしくないなと思わせてくれます。そして何より、日本映画の今とこれからをつくっていく俳優はこの人たちだと思える出演者です。ですので、この先も何年かごとに繰り返しみて、あの人がどういう俳優になっているのか追いかける楽しみ方もあると思います。(シニア1枚)

『きさらぎ駅』ロケ地ツアー ※募集は終了しました

永江二朗監督と『きさらぎ駅』のロケ地を巡ります。詳細は、申込された方に後日通知します。

  • <日程> 11月13日(日)
  • <時間> 14:40~ ※所要時間約2時間程度
  • <定員> 先着10名
  • <参加費> 1,000円
  • <申込方法> 10月4日(火)10時以降、うえだ城下町映画祭実行委員会事務局にお電話(0268-75-2005)で。

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