うえだ城下町映画祭第四回自主制作映画コンテスト 審査結果
■審査結果 厳正なる審査の結果、下記のとおり賞が決まりました。 ■自主制作映画部門 大賞 監督:佐々木 想 「陸上生活」 審査員賞 大林千茱萸賞 監督:青木 克齊 「へなこ」 永井正夫賞 監督:斉藤 新 「猫とり名人」 古厩智之賞 監督 :今西 祐子 「お雑煮日和」 ■私のふるさと部門 最優秀賞 監督:大塚 哲也・原子 裕貴 「故郷に人影絶えて」
■受賞作品紹介 自主制作映画部門
大賞 「陸上生活」 監督:佐々木 想 <あらすじ>最近、母が死んだ。東京に出てきて18年、一人暮らしを続ける男のくらしが変わり始める。(時間97分) <作品についての制作者のメッセージ>一人でも多くの人に観てもらえるとありがたいです。
永井正夫賞 「猫とり名人」 監督:斉藤 新 <あらすじ>時は明治。一匹の化け猫が結成し700年の歴史を持つ猫とり衆の頂点に立つ猫とり名人は、ある日美しい女性から猫とりの依頼をうける。彼をまちうけていたのは、人の姿をした猫たちだった。(時間22分) <作品についての制作者のメッセージ>内田百間の小説のような物語を・・・という思いで始めた企画は、いつしか溝口健二の寓話的世界を目指し、いざ撮影を始めるとロクでもないアイデアが次々あふれ出し最終的にはツイ・ハークの香港映画みたくなった。
最優秀賞 監督:大塚 哲也・原子 裕貴 「故郷に人影絶えて」 <あらすじ>昭和45年に閉山した雄別炭鉱と炭鉱町雄別は、今では影のない廃村となっている。かつての住民の思い出をふりかえりながら、野山となった現在のふるさとの姿を追った。(時間4分半) <作品についての制作者のメッセージ>平成の大合併は、まちとふるさとのあり方を私達に問いかけています。失われた「ふるさと」の姿を目にすることで、自分のふるさとの未来、あしたについて考えてほしいと思っています。
■第四回自主制作映画コンテスト要項