第12回うえだ城下町映画祭ゲスト紹介

ゲスト紹介

11月8日（土）　ゲストトーク「神山作品の世界」
	神山征二郎映画監督。1941年岐阜県生まれ。日本大学芸術学部映画学科中退。「二つのハーモニカ」で日本映画監督協会新人奨励賞受賞。「ハチ公物語」「遠き落日」「大河の一滴」「草の乱」などヒューマニズム溢れる作品を発表。
	渡辺大俳優。1984年東京都生まれ。01年TVドラマで俳優デビュー後、映画「ぷりてぃ・ウーマン」「男たちの大和／YAMATO」「バッテリー」「クローズZERO」などに出演、今最も注目されている若手俳優の一人。
	原田佳奈 1981年福岡県出身。大学生の時、自身が主演する3分間のショートフィルムを企画、国内外の監督15人によるこの短編作品は「就活女優」のタイトルでまとめられ話題に。出演作「WIZ/OUT」「少林少女」等。

　　
　　

11月8日（土）　トークイベント「自主制作映画の喜怒哀楽」
	大槻貴宏　下北沢ミニシアター「トリウッド」代表、ポレポレ東中野支配人（プロデューサー）。映画は「作る事」だけでなく、「見せる事」そして「稼ぐ事」が目標であるとして2つの映画館を提携し、映画監督への分かりやすいステップを構築する。新海誠監督、野口照夫監督など多数を輩出。無審査の有料の上映枠貸し出しや「映画甲子園」など若手の映画制作のバックアップを行っている。
	大林千茱萸映画感想家、映画音楽プロデューサー。1964年東京生まれ。うえだ城下町映画祭自主制作映画コンテスト審査員。5歳頃から映画館にひとりで通い始め、12歳で父である大林宣彦作品『ＨＯＵＳＥ』(77)の原案を担当。“小学生の原作者”として話題となる。16歳頃から映画についての執筆活動を開始。現在は雑誌・新聞・テレビ・ＷＥＢ・イベント・講演など多方面で活躍中。また、昭和天皇最後の料理番であった故・渡辺誠に師事。フランス料理とマナー教室を主宰。
	古厩智之映画監督。1968年長野県生まれ。うえだ城下町映画祭自主制作映画コンテスト審査員。日大芸術学部時代に撮った「灼熱のドッチボール」が92年ぴあフィルムフェスティバルでグランプリ受賞。94年「この窓は君のもの」でバンクーバー映画祭「ドラゴン&タイガー・ヤングシネマ賞」を受賞。「まぶだち」は01年ロッテルダム国際映画祭で「タイガーアワード」と「国際批評家連盟賞」をW受賞。03年「ロボコン」。「さよならみどりちゃん」は05年仏ナント3大陸映画祭準グランプリを受賞。08年「奈緒子」「ホームレス中学生」。
	永井正夫映画プロデューサー。1945年長野県生まれ。うえだ城下町映画祭自主制作映画コンテスト審査員。長野県立上田高校、明治大学文学部演劇学専攻卒。舞台活動を経て、市川尭、新藤兼人、篠田正浩、神山征二郎他の助監督、「はなれ暫女おりん」以降の篠田作品のチーフ助監督を務める。87年公開のF1グランプリ「グッバイ・ヒーロー」監督。97年「失楽園」、98年「不夜城」、99年「死国」、00年「郡上一揆」、04年「草の乱」、06年「あかね空」、08年「明日への遺言」など多数の作品のプロデューサーを務める。
	入江悠日本大学芸術学部映画学科在学中から映像制作を始め、第二回自主制作映画コンテストでは「SEVEN DRIVES」「部屋の片隅で、愛をつねる」で大賞受賞、他多数のコンテストに入賞。2006年「JAPONICA VIRUS」で長編映画デビュー。http://www.norainu-film.net/
	山岸謙太郎 1977年長野県出身。日本工学院マルチメディア科卒。中学時代から映画作りを初め、2000年にProjectYamakenを旗揚げ、以来5作品を制作。「キヲクドロボウ」（2007）で石田肇氏とともに第五回自主制作映画コンテスト大賞受賞。 http://projectyamaken.com/
	石田肇 1976年東京都江戸川区出身。神田外語大学卒。大学時代にモーショングラフィックを使用したノンリニア編集で映画を制作。2002年にProjectYamakenにＣＧ担当として参加、第五回自主制作映画コンテスト大賞受賞。現在フリーのデザイナー。

11月9日（日）　ゲストトーク「昭和の映画を語る」
	木村威夫映画監督。1918年東京都出身。「悪太郎」「けんかえれじい」「刺青一代」などの鈴木清順監督作品で美術を担当し『清順美学』の創造に大きく貢献。「式部物語」がモントリオール映画祭で最優秀美術貢献賞を受賞。
	長門裕之俳優。1934年京都市生まれ。40年の「続清水港」に子役として出演以降、「太陽の季節」「にあんちゃん」「遠き落日」「寝ずの番」などで印象深い演技を残す。日本を代表するベテラン俳優の一人。
	品田雄吉映画評論家。うえだ城下町映画祭実行委員長。1930年北海道生まれ。北海道大学卒業後、映画雑誌「キネマ旬報」編集部。「映画評論」編集長を経て、1965年よりフリーの映画評論家。執筆活動、テレビ出演の他、各大学の教授・学部長等を歴任。国際映画祭の審査員も多数務める。

　　　　
　

大岩堅一

総合司会　大岩堅一
フリーアナウンサー。1958年生まれ・千葉県出身。80年に大阪・朝日放送に入社。88年、FM長野に移りパーソナリティーとして活躍後、06年4月よりフリー。現在、FM長野「ミドルエイジ・コンシャス～土曜アメニ亭」 (土)、SBCラジオ「松本宵の口Magagine」(火)に出演中。