うえだ城下町映画祭第21回自主制作映画コンテスト

『ブライトロード303号室奥田美紀様宛て』

2023年 98分
監督=白田悠太
キャスト=渡部智子、土田有希、秋村和希、藤原絵里、板倉愛実、小池首領、下遠航、旭桃果、鈴木はるか、鈴木雅子、土屋士、杉咲佳穂、Aoka

あらすじ

バイトを転々としながら出会い系で知り合った女性と一晩だけの関係を繰り返し自らの人生や家族との関係に悩む春子と、 ヨガの教室を一人で経営しながら生徒や息子との関係に悩みを抱える美紀。 コロナ渦の東京に生きる孤独なレズビアンの女性2人の日常が次第に交錯し、人生の分岐点を迎える。


作品のメッセージ

コロナ禍の東京に生きる2人の孤独なレズビアン女性が出会い、2人がそれぞれ有耶無耶にしてきた家族との関係に向き合っていこうとするまでを描きました。この物語には私自身が性的マイノリティとして実際に経験したことや現在抱えている苦悩が多く描かれています。また、メインで出演してくださった4名の役者さんたちと行った即興演技や対話を通して得たことなども多く脚本に反映されています。エンターテイメントとして消費されることのない性的マイノリティの日常と苦悩を描いた作品を目指しました。


監督自己紹介

茨城県日立市出身。2020年に映画美学校23期フィクションコース初等科を修了。2021年に監督した短編映画『みんなバカ野郎だ』が関西クィア映画祭や那須ショートフィルムフェスティバルなどに入選。2022年にその続編となる中編映画『僕らの存在を聴け』を監督し、うえだ城下町映画祭第20回自主制作コンテストで審査員賞(柘植靖司賞)を受賞し、おおぶ映画祭2023映画祭“映画の可能性部門”や第21回中之島映画祭コンペティションに入選する。


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