うえだ城下町映画祭第21回自主制作映画コンテスト

『さまよえ記憶』

2023年 24分33秒   
監督=野口雄大
キャスト=永夏子、モロ師岡、竹原芳子、野口聡太


あらすじ

佐藤詩織は、行方不明になった息子・隆の行方を探し続けていた。ある日「欲しい情報」と「それに見合った価値のある記憶」を交換できる情報質屋と出会い、引き込まれていく詩織。今を生きて欲しいと願う父・英樹は、詩織を守ろうと奮闘する。だが愛する息子に再会するため、詩織は自身の大切な記憶を預けてしまい…。


作品のメッセージ

「大切な人を失った時、人はその悲しみとどう生きるのか」
今作は17年前に私の友人がある日突然、行方不明になった事実に基づいて作っています。当時、私が目にしたもの、耳にしたこと、感じたこと、すべての記憶と向き合いながら作りました。鑑賞後、この映画が皆さんの中で “さまよって”くれたら…。そう願っています。


監督自己紹介

映像作家。日本大学芸術学部放送学科卒業。連続テレビ小説「エール」、大河ドラマ「どうする家康」を演出。よるドラ「恋せぬふたり」は第40回向田邦子賞、第59回ギャラクシー賞「特別賞」、第77回文化庁芸術祭賞「優秀賞」を受賞。


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